今、毎週関わっている発症10年目の脳卒中の方。
真ん中がその方。右手は麻痺側の手。
「持てそうだと思って持ったらできました!」
と写真を見せてくれました!
ぼく「すげーーーーーーー!!!!写真ください(笑)色
嬉しすぎます。
四年前最初に関わった頃には指はガチガチに固く曲がって
・中身の入っているグラス
・自宅ではなくお店
・知り合いと一緒
という「こぼしたらいけない」と思える状況で、
麻痺側で持てそうだと感じただけでなく、チャレンジしたこの方の思い。
ただただ尊敬です。
この方から学んだ大切なこと
・目に見えない、自身の体の感じ取りの変化を大切にする
・ただ(力づくで)動けば良いわけでなく、非麻痺側と比較して、同じような場所を使っているか?全然違う場所を使っているか?を気にする。
・どこを頑張るべきか?どこは頑張りすぎないようにすべきか?を自身で気づき、自分でも再現できるようにする
・その変化を、普段から忘れないように気にする
・以前やっていなかったこと、諦めてしまったこと、やらなくなったをやろうとしてみる
この方が普段から気をつけていることです。
地道に、継続。
その大切さを痛感します。
そしてその気持ちをお持ちの方が、
立ち止まった時にそっと背中を押せるような
セラピストであれたらと思います。
小さな体の変化に気づける
その体の変化が日常生活の変化につながる
家や趣味などでの役割ややれること、やりたいことが増える
また次の目標が生まれる
そんな風に関わっていきたいですし、その可能性をつぶさず、見つけ、伸ばしていくサポートができたらと思います。
アドバイザーとして関わっていますが、
いつも学んでいるのはぼくの方です。
これからも一緒にこうして喜べる体験ができるように精進