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アウトプットするのが苦手なあなたに。

「言いたいことが言えないんです」

先日の東京での歩行分析セミナーに参加した若いセラピストさんからの言葉。

BRIDGEのセミナーでは午前中に学んだ知識を実践で活用するために参加者同士でのグループディスカッションや実技をやります

僕が講師の時は必ず。

 

人前で、しかも自分より先輩セラピストなんかいた日にゃ、発言したくないですよね。自分の臨床なんか見せたくないですよね。

 

分かります。僕もそうでしたから。

 

 

 

僕も新人の頃にはほぼ毎月どこかへ研修に行ってました。

当時(十数年前)は今のようにセミナーが乱発しておらず、ほとんどが協会主催の研修。しかも数少なく地方もバラバラ。

東京、大阪、神戸あたりが多かったかな。運動学習のセミナーは栃木の山奥で泊まりであったりして「つまんなくても脱走できんがな」なんて思いながら行ってたりしました。

 

 

僕も今思えばただ座って聞いとくだけのセミナーに出ていることが多かったです。

 

新しいことを知るのは楽しいですし。

 

でも知識欲が満たされるだけで満足していた所もあります。
「周りの知らないこと知ってる、勉強してるおれカッコいー」って

 

あと座学のほかにはhow to系ね。

新人だから1つでも武器増やしたいじゃないですか(単純)

 

 

ただ、
セミナー案内に「グループディスカッション」って書いてあるのは意識的に避けてました。

間違える、
自分の知識のなさが他人にさらけだされたり、
自分の考えが間違ってると否定されるのが
嫌だったんでしょうね。

 

PTの学生時代は、比較的成績良かったおかげで勝手に「自分はできるヤツ」というポジションに自分自身でしてしまったんでしょう
タイムマシンで戻れるなら、当時の小松に魔貫光殺砲をくらわせたい。

 

 

でもね、臨床にいると知識増えても患者さん変わんないんです。
how to系セミナーで習ったことで変化が出る人もいます。でも全員じゃない。

そんな研修とか行ってる風でもない先輩の方が患者さんが良くなってる気がする。

んで悔しいからもっとセミナー(座学またはhow to系のね)行くんです。

 

 

でも結局その勉強してなさそうな先輩に敵わない。全然追いつかない。

3年目くらいになってその先輩に直接関われる機会があって色々話してみました。

 

自分と何が違うんだ?何が負けてるんだ?と。

 

色々話すとその先輩はその先輩で勉強してた(当たり前)。
でも特別何かの理論や手技に傾倒しているわけでなかった。

 

 

その先輩が言った1番覚えているのは

 

「評価がどれだけできるか、だよ」と。

 

「評価がちゃんとできてないと結局何にアプローチするか自体が決まんないよね。

アプローチするターゲットが明確で、それに対して変化出せるんなら何やってもいいじゃん」

とざっくりとまとめるとこんなことを言ってました。

 

 

そうなんです。

若き頃の僕は
患者さんの評価を自分の都合よく解釈して、自分のhow toテクニックを使うことだけを考えてました。
それしかできませんでした。

 

患者さんが何に困っているか?よりも

 

僕が勝手に考える正常から逸脱しているであろうこと
ばかりを勝手に問題にして、勝手にアプローチしてたのかな?と反省してます。

 

 

僕は今でも臨床で上手くいかないことも沢山あります。

でも今はそれが
自分の考えや介入の仕方が間違っていると認めることができます。

 

間違うことは避けられません。

 

自分の持っているもので対応できていない、ってゆうのはそれが起きた後にしか気づけないから。

じゃあしょうがないよねー、って言いたい訳じゃないですよ。

 

間違った後に、それを素直に認め、アップデートして次に同じ失敗しないようにできるか?

が大事ですね。

 

 

グループディスカッションや会議などでもですが

間違ったことを言わないように
周りに変だと思われることは言わないように

避けていると、

誰も間違いを指摘してくれません。

 

間違いに気づけるチャンスもなくなってしまいます。
その間違いを今後も正しいと思い込んで過ごすことになります。

言葉にすれば
行動で見せれば
周りの人にあなたの考えや思いが伝わります。

 

 

そうすればもっとアドバイスをもらえるチャンスが増えます。

 

間違って恥ずかしい気持ちは一時のものです。
そこで間違いに気づいて自分をアップデートした方があなた自身のためにも、あなたに関わる色んな方にもメリットの方が大きくなるはずですよね。

 

 

そんな思いも込めて、BRIDGEのセミナーでは参加者同士の関わり、アウトプットを意識します。

 

・間違っても否定せず、知ってる人が教えてあげれば良い。

・アドバイスにする。これがダメ、じゃなくもっとこうしたらさらに良いよ!ってアップデートするサポートをする。

・まずはアウトプットが苦手でも、他のセラピストのアウトプットを聞くだけでも良い。間違った後にも次の手次の手を必死に考える姿をみてくれれば良いです。

・発言しても、みんな受け入れてくれる。なおかつアドバイスをくれる。一緒に悩んでくれる。人がいるのを知って欲しい。発言した人が得をして欲しい。

 

 

そんな思いでセミナーをしていますし、参加者さんが成長してくれるきっかけ作りになれば良いなと思ってます。

 

P.S.

「恥をかけ!!」

を小松が行動で見せるために、先日STROKE LAB×BRIDGE忘年会ではこんな姿でいました。

左:STROKE LAB 金子さん

右:ぼく

 

恥をかきましょう。汗を必死にかきましょう。

カッコつけても成長しませんから★